ご挨拶 令和2年7月20日

広島県議会では、2カ月間の長期にわたる4月臨時会及び6月定例会を開催し、新型コロナウイルス感染症対策に集中的に取り組んでまいりました。

 この間、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が全都道府県で解除され、これまでの日常を取り戻しつつありますが、社会経済活動の再開に伴う、第2波、第3波による感染拡大も懸念されており、依然として予断を許さない状況にあります。

 また、新型コロナウイルス感染症の影響によって、今年の世界経済は大幅なマイナス成長となる見通しであり、国内の活動自粛に伴う著しい消費の冷え込みによって、飲食業や宿泊業、製造業など、あらゆる業種において、これまでに経験したことのないような厳しい状況に直面しています。

 こうした先行きが不透明な状況の中、コロナの脅威から県民の命と健康を守り、経済・社会活動を復活させるためには、県が一丸となって全力で取り組みを進めていかなければなりません。感染拡大防止対策はもとより、観光誘客の促進等による需要喚起など、とりわけ感染症による影響の大きい県内の中小企業・小規模事業者に対する、より一層の支援に向けた取り組みを、引き続き、皆様の声をお伺いしながら、県当局とともに進めてまいります。

広島県の底力、全力前進!

災害に弱い県土の徹底改良に取り組みます。
<次の世代に広島県の勇気、元気、誇りをつなぎます。>

MAZDA ZOOM-ZOOMスタジアム広島にて、父 中本弘と共に
新年度予算知事要望→知事室にて

県 政 刷 新

今だけじゃなく、ずっと続く根拠のある安定した安心を目指し、
責任ある行動力で必ず県民と県政をつなぎます。

近年、我が国を取り巻く環境は、自然災害や新型コロナウィルスの全国的な蔓延、そしてこれに起因する財政状況の悪化に加え、少子高齢化による本格的な人口減少社会を迎えており、一刻も早く、これまでの価値観や仕組みを根底から見直し、新たな時代を切り開いていかなければならない状況にあります。今まさにこの大きな変化の渦の中で、広島県が中四国地方の優県として引き続き前進して行くためには、これまで培ってきた幾多の経験や持ち前の底力をバネに、本県の強みを最大限に活かした広島方式の取り組みを進めていく事こそ、次の世代に広島県の勇気・元気・希望を繋いでいけると私は確信しております。今後とも、これまで県議として活動してきた25年の経験を活かし、令和の時代最初の議長としての誇りを胸に、初心を忘れることなく、熱い思いで全力で頑張ります。何卒、引き続きよろしくお願いします。

広 島 県 議 会 議 長
中 本 隆 志

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