ご挨拶 令和4年1月5日

 令和4年の新春を迎え、県民の皆様に謹んでお慶びを申し上げます。昨年は、コロナ禍により、県独自の集中対策が実施される中で新年を迎え、その後も、感染拡大と収束を繰り返し、一年の大半を行動制限の中で過ごすこととなりました。

 全ての県民の皆様、事業者の皆様には感染拡大防止の取組にご協力をいただき、心より感謝を申し上げます。

 さて、感染状況は、新たな変異株などの影響により、再び感染者数が増加しており、感染の「第6波」の到来が懸念されているところであります。

 このため、検査や治療体制の備えを固めるとともに、3回目のワクチン接種を推進することなどにより、感染レベルをできるだけ低く抑え、社会経済活動の正常化の流れを維持し、本格的な回復軌道に乗せていかなければなりません。

 こうしたことから、昨年の12月定例会で成立した、新型コロナウイルス感染症対策や国の経済対策に呼応した事業などの補正予算により、感染拡大防止を図りつつ、アフターコロナを見据えた企業の取組への支援などにより、社会経済活動の回復に取り組んでいるところであります。

 広島県議会といたしましては、今年こそは、平穏な日常生活と、活力ある経済が取り戻せるよう、引き続き、県民の皆様の安全・安心の確保を最優先に、コロナ対策をはじめ、経済の再生や地域の活性化、県土強靱化など、県政の様々な課題に全力で取り組んでまいります。

首相官邸にて、岸田内閣総理大臣とともに