県民の皆様には、日頃より県議会の活動に御理解と御協力をいただき、心より感謝申し上げます。
さて、我が国の経済は、緩やかな回復が続く中、雇用や所得の環境の改善により、その回復を支えていくことが期待されておりますが、長引く物価高や米国の関税措置の影響による景気の下振れリスクが懸念されております。
こうした中、国の骨太の方針では、物価上昇を上回る賃上げを普及・定着させ、賃上げを起点とした成長型経済を実現することを目指すことが示されました。
本県におきましても、足元の物価高や深刻化する人手不足への対策を講じるとともに、賃上げ環境の整備や企業の成長を後押しする取組などにより、持続的な成長を実現していかなければなりません。
この度の6月定例会では、電気・ガス料金の高騰の影響を受ける方々への支援や、高校授業料の無償化への対応などの補正予算を可決したところであり、支援を必要とする方々に、一日も早くこうした支援が届くよう、対応してまいります。
また、県当局において、現在、計画期間の折り返しを迎える「安心▷誇り▷挑戦 ひろしまビジョン」の見直しに向けた検討が進められております。
広島県議会といたしましても、これまで実施してきた施策の成果や課題を十分検証するとともに、社会情勢の変化を踏まえつつ、本県の持続的な発展に向けた計画となるよう、重点的に審議し、県当局と議論を重ねてまいります。
さらに、今年は、被爆・終戦80年の節目の年を迎えますが、昨今の国際社会に目を向けると、イスラエル・パレスチナの武力闘争の拡大が懸念されるなど、混迷を極めていることから、広島県議会といたしましては、県当局と連携を図りながら、これまで以上に、核兵器廃絶と恒久平和の実現に向け取り組んでまいります。



