ご挨拶 令和8年6月30日

 県民の皆様には、日頃より県議会の活動に御理解と御協力をいただき、心より感謝申し上げます。
 さて、我が国の経済は、緩やかな回復が続いているとされる一方、中東情勢をはじめとした不安定な世界情勢の中で、石油由来製品等の供給不安、円安の影響などにより、幅広い品目において値上げの動きがあるなど、インフレへの懸念から、日銀において、政策金利が31年ぶりに1%程度に引き上げられるなど、先行きへの不透明感は拭えていません。

 本県におきましても、状況は同様であり、物価高等が、県民生活や事業活動へ与える影響を的確に把握し、時機を逃さず機動的に対応していく必要があります。
 この度の6月定例会では、中東情勢等に起因する物価高の影響を受ける方々への支援などが盛り込まれた補正予算を可決したところであり、一日も早くこうした支援が届くよう、対応してまいります。
 また、本県の最上位計画である「安心▷誇り▷挑戦 ひろしまビジョン」が折り返しの時期を迎え、令和2年計画策定時からの社会情勢の変化なども反映させ、本県が直面する課題に、より適切に対応できるよう計画の見直しを行う議案も可決したところであります。
 広島県議会といたしましても、ビジョンを着実に推進し、県民一人一人が、夢や希望に挑戦し、仕事と暮らしの充実を感じられる社会の実現に向けて、活発な政策提言を行いながら、県当局と一体となって、全力を尽くしてまいります。
 また、台風による豪雨や地震などにより、全国各地で甚大な被害が発生する中、いつでもどこでも起こりうる災害への対策が急務となっております。

 自然災害が激甚化・頻発化する中、県民の生命・財産を守るため、災害への備えに万全を期すとともに、引き続き、県土の強靱化や防災体制の強化に全力で取り組んでまいります。